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動物実験を実施するにあたっての3R+1R(4R)の提言

当センターではサル類を用いた医科学研究を実施しているが、すべての実験は1964年のヘルシンキ宣言(医学研究の倫理的原則)に基づいている。すなわち、人間の尊厳を守るために医療・医薬品の開発は動物実験結果を十分に参考にして行われるべきだという基本原則である。また、動物実験を遂行するにあたり、社会的倫理を尊重すると同時に研究者は一般社会に対する説明責任を持つことを心がけている。一方、研究者の独創性を失うことなく、3R提言(Reduction;使用動物数の減少、Replacement;動物の代替、Refinement;動物実験の洗練)にさらにResponsibility(研究者の責任)を加えた4Rを十分に考慮し、国民の健康に貢献する研究の達成を目指している。

当センターにおけるサル類を用いる実験原則

本原則は、当センターにおいてサル類を実験に使用するにあたって、サル類を用いる研究の必要性と動物福祉への配慮に関する基本姿勢を明確にするために定めるものである。

  1. 研究者はサル類が貴重な実験動物であることを十分に認識する。
  2. 実験に使用するサル類は原則として実験用に繁殖育成された個体に限定する。
  3. サル類を用いる実験は、サル類を用いることによってのみその目的が達成されると判断される場合に限定する。
  4. サル類を用いる実験計画作成にあたっては、使用動物数を必要最少数とし、実験中の生理的および心理的苦痛を軽減するための最大限の努力をする。
  5. 上記原則の遵守を確認するため、動物実験委員会はサル類を用いる動物実験計画書に対して、実験目的、目的達成のための方法、実験処置、飼育管理を含めた取扱いの妥当性などについて必要かつ十分な審査を行う。